ANTIBO in MUKEK.JP

MUTEK.jp

A/Visions 2
LINE CUBE SHIBUYA
12月9日

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作品詳細

『あらゆる人のための、誰のためでもない世界』劇場版

コンセプト/構成/テキスト/音楽/演奏:カジワラトシオ
構成/振付:東野祥子
美術監督:OLEO
特殊映像:関口大和
映像:斉藤洋平(Rokapenis)
Dance Performance :ケンジルビエン、矢島みなみ、加藤律、ミナミリョウヘイ、尾身美苗、菊池航、鈴木春香、泊舞々、鶴家一仁、コムアイ、東野祥子
楽曲提供:日野浩志郎(YPY)
美術スタッフ:HEAVEN HUG、MENO

映像プログラミング:Narumi Inada

ANTIBODIES Collective JP —『あらゆる人のための、誰のためでもない世界』

システムの亀裂に沿って現前化するアンチボのトラウマ的パフォーマンス空間へようこそ。
リアリティー自体が「ディープ・フェイク」であるとき、つまりリアリティーという構造自体がリアルを抑圧することから成り立っているとき、私たちはメディアと如何に向き合うことが出来るのか? イメージと物質の相互関係性が失われ、現実の肉体が置き去りにされるとき、私たちの身体は何を伝えることが出来るのか? 持続性の概念と相反した経済システムという絶望と、その闇の深部にある「出口」を見つめる。

日常と非日常の亀裂に沿って現前化するアンチボの舞台空間。それは総合芸術というあり方の芸術的および社会的な機能を探求し、その可能性を提唱するものです。この公演は、パンデミックによって現前における活動の場を失った私たち自身の葛藤を、映像・音声として記録作品化し、それらを発信するプラットフォームとなるべき自立したメディア空間の構築を目指すというプロジェクトの第3章として製作された淡路島にある巨大工場で発表した作品を、この度あらたに劇場空間にて再演出する作品となります。

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MUTEK

12月9日(木)は、渋谷に歴史を刻むシアター型の広大なホール、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、音楽コンサートと舞台芸術をお送りする「A/Visions 2」プログラムを開催。東京五輪開会式への楽曲提供も記憶に新しい新進気鋭の音楽家、原摩利彦が、ピアノ、シンセサイザー、弦楽アンサンブルにペルシャの楽器サントゥールを加えた特別編成のライブパフォーマンスを行い、映像をプログラマー/アーティストの白木良が手がけます。もう一つの演目には、ダンサー東野祥子と現代音楽家カジワラトシオが率いる京都拠点のパフォーマンスアーティスト集団Antibodies Collectiveが、淡路島の巨大工場で初演を迎えた作品『あらゆる人のための、誰のためでもない世界』の劇版をお披露目します。

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あらゆる人のための、誰のためでもない世界